竹中ギー太の忍法帖

ノンポリギター弾きの日々異常無し日記

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楽器独学者がジャズのジャムセッションに参加するまでの道のり

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ある程度の都市であればジャムセッションが開催されているのですが、現代でもセッションと言えばジャズ系が主流であると思います。

 

その理由としては楽器の多様性があげられます。

 

国内で最も普及している楽器は、ピアノ(鍵盤楽器全般)とギター(エレクトリックギター)ですが、ジャズの場合は管楽器や歌手が普通に参加してくれます。

 

これは大きいですね。

本音を言えば自分と同じ楽器の人だらけのセッションは辛いでしょう。

それと、セッションの歴史が長いため参加するための必要な知識が確立しているのも良いです。

 

ただ、その情報は身近に先輩がいないとなかなか知ることが出来ず、いたずらに時が過ぎていく場合もあるようです。

 

そこで今回は、音楽を独学している人がジャムセッションで演奏できるようになるまでの流れを紹介したいと思います。

 

日本のジャムセッションで良く演奏される曲目はこちらにまとめましたので参考にしてください。

ジャズのジャムセッションで頻度が高い曲50曲選びました - 竹中ギー太の忍法帖

 

 

1、一度、講師についてみる

 

これが一番手っ取り早いですが、講師選びが難しいかもしれません。

その講師がプロの専門講師だった場合はジャムセッションの在り方を知らない可能性があります。

 

昔はそんな講師ばかりだったのですが、今は多くないでしょう。

しかし、地方だとあり得ます。というか大都会以外は危ない。

 

ジャズを習う場合は最初に目標をジャムセッションに参加するためと伝えるべきでしょう。

 

本当の目標はニューヨークでNo,1になることだとしても、ジャムセッションへの参加は避けて通れない道なので、必ずそう伝えるべきです。

一生、仲間内で演奏するという人でもジャムへ参加するための方法論はジャズの基本ですので、これを避ける理由は無いと思います。

 

良い講師に巡り合えた場合は全て教えてくれるはずなので、問題は無いと思います。

 

次の理由で教えてもらえなかった場合は、講師を責めず自分で勉強してください。

 

1、まだ参加するのは早い

2、いじめられるから行かないほうが良い

3、ジャムセッションのことを知らない

 

2、最初は見学から

 

当然ですが、最初は楽器を持たずに見学したほうがいいでしょう。

その際はマスターなどの在駐店員に楽器練習中であることを伝えます。

普通は次回は楽器を持ってくるようにと言います。または楽器を貸すよと言われる場合もあります。

 

ここは自分で判断してください。

まだだと思ったら、何度でも見学して友達を増やすことです。

 

注意すべき店は 

マスターがいない リーダーの練習場所になっている 混み過ぎ 

曲が崩壊して終わらない 暴力事件が起きそう 高すぎる

 

レベルが高そうな店でも、初心者お断りでなければ普通は歓迎してもらえます。

 

3、参加してみる

 

特別な決断などいりません。参加したくなった時がNow’s The Timeです。

 

ただし、必要なものがあります。

 

自分の楽器の音が出ること。

ドラム、ピアノ、ベースは店にあります。(一切無い店もあった

エレクトリック楽器はアンプ以外の全てを自分で持っていきましょう。

アンプが無い店もある。

 

曲の用意

見学の時点でどんな曲が使用されているのか知るべきです。

初心者であると言った場合は曲を選ぶ権利が与えられます。

ブルースとスタンダードを一曲ずつ練習しておきましょう。

ある程度の練習を積んでいる場合は曲集を自分で用意して置くことが重要です。

 

最近はスマホなどでコード進行を知ることが出来ますが、コードだけでは最低限の演奏しかできません。

意外にメロディは良い演奏にために重要なのです。

まずは以下の曲集を手に入れて普段の練習でも活用してください。

 


ジャズ・スタンダード・バイブル ~セッションに役立つ不朽の227曲 (CD付き)

ジャズ・スタンダード・バイブル2改訂版(CD付)

 

演奏を失敗した場合

とりあえず音を出すのをやめて間違えたことを伝えます。

優しいメンバーなら誘導してくれますが、そうでもないようならその回はあきらめましょう。

あらかじめ顔なじみになっておくことで失敗は問題にされません。

 

4、お店の人と仲良くなる

 

ジャズの店の経営で生活している人は少ないのです。

お店の人はボランティアに近い経済状況の場合が多いので、それなりの援助を心がけるべきです。

 

5、リーダーと仲良くなる

 

リーダーもギャラ目当てでは無くジャズの演奏のために来ている場合が多いようです。

どんなに上手くても自分と同じように音楽が好きな人であるので、楽しんでもらえるように努力する気持ちが大事です。

 

ただ、毎回違う人がいる場合が多いようです。

 

6、参加者と仲良くなる

 

有名プロが参加する場合もありますが、ほとんどは仕事の合間に練習している努力家の一般人です。

練習の方法やお店の情報などを聞いたりして顔見知りになっておきましょう。

バンド演奏に誘われる場合も多いです。

 

7、何を練習するべきかを知ることが出来る

 

ひとつの目標としては自分が参加した曲の完成度を上げることです。

そのために何が出来るようになれば良いかを常に考えるべきです。

 

イントロ→メロディ→第一奏者のアドリブ→第二奏者のアドリブ→第三奏者のアドリブ→8バース、4バース→メロディ→エンディング

 

普通はこの流れで8分間程度にまとめられれば悪くはないはずです。

 

バラードの場合は

 

イントロ→メロディ→第一奏者のアドリブ→第二奏者のアドリブ→第三奏者のアドリブ→メロディ→エンディング

 

同じですが、3コーラス以内でまとめます。10分以上になりそうな場合はさらに短くしたほうがいいです。

 

 

8、アドリブが出来ない場合は

 

それなりの練習をしたのち、1コーラスしかできないことを伝えて参加するのが理想です。

まったく出来ない場合は完全コピー(こっちのほうが難しい)でも問題ありません。

聞かれたら正直に答えれば、なるほどと言われます。

 

9、簡単なアドリブ例が載っている本

 

次の本を利用して参加するのもとても良い考え方です。

 


ジャズ・スタンダード・バイブル FOR ADLIB ~50の名曲で学ぶ実践アドリブ構築

 


ジャズ・コンセプション ピアノ(ソロ編)【模範演奏&マイナスワン2CD付】 (本格的ジャズ・エチュードの定番)

 


イージー・ジャズ・コンセプション ギター(シングル・ライン) (はじめてのジャズ・エチュード)

 

10、ジャズ以外のジャンルのセッション

 

ジャズ以外のジャンルのセッションでも流れは同じですが、常識は通用しない場合が多く、見学の重要性が増します。

ロックの場合は、ブルース系かヘビメタ系かファンク系で分かれますが、大体一か所で押さえます。

ジャズ以外は歌手不足が深刻なので、歌える人は歓迎されます。

ソロ演奏が基本のセッション(ジャムとは言えない)もあります。ボサノバなど。

 

11、次のステップ

 

自分より初心者が現れて、暗黙の了解で任されることがあります。

こうなったら中級者と認められたことですので、自信になります。

 

後輩に追い抜かれたら

普通です。最初は爪を隠している場合もあるので、追い抜かれたら大いに参考にして、練習方法などを聞きましょう。

 

 

 

今回のまとめです。

 

ジャズに魅せられて楽器の練習を始めた人にとってジャムセッションは最も重要な発表場所です。

もちろん、バンドを結成して自分たちで選曲してライブすることも重要ですが、売れっ子にならない限りジャムセッションでの勉強は最重要です。

 

学校卒業後に違うルートで活躍を始める人も居ますが、学生時代に認められたか、主流ジャズとは離れたジャンルになると思います。

 

音楽のアイドル(偶像)となって有名になるには大変な才能と努力が必要になりますが、ジャムセッションで楽しむと言うことは普通の生活と両立できます。

 

音楽の楽しみ方の基本ともいえるのでぜひ皆さんで盛り上げていってもらいたいと思います。

 

人間関係を楽しむのが大事ですね。

 

 


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ロック系のジャムセッション参加バイブルです。 


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