竹中ギー太の忍法帖

ノンポリギター弾きの日々異常無し日記

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ジョアン・ジルベルト・スタイル ボサノヴァ・ギター奏法

知る人ぞ知る、ジャズギタリスト高橋信博さんが書いた名著です。

 

分厚いカバーで300ページほどの本ですが4200円という高価な本です。

 

 


ジョアン・ジルベルト・スタイル-ボサノヴァギター奏法

 

 

1987年発行の本ですが、ジョアンのギターを研究したものでは今でも圧倒的な内容だと思います。

鳩山薫さんという人も「ジョアン・ジルベルト奏法」と言う本を出しているので両方とも必携ですが、こちらはバンドでレコーディングしたジョアンのギターを採譜したものです。

 

 

 


ジョアン・ジルベルト ボサ・ノヴァ・ギター完全コピー [新装版] (CD付) (The Masters of Acoustic Guitar)

 

 

えっそれが普通だろって?

このタイトルの本は普通じゃないんですよ。

 

ジョアンが一人で弾き語りしている作品を徹底的に研究して、ジョアンよりも納得のいくコードフォームを考えて、さらに12keyへの移調を網羅した本です。

 

 

一言で説明してしまいましたが、大変な作業だったんではないかと思いますね。

 

歌詞も書いてありますので弾き語りに・・・ってポルトガル語ですが。

 

昔はびっくりしたもんですが、現在はボサノヴァ系のブログを探せば有名曲の歌詞にカタカナをふったものが大量に見つかります。

ヴィウマさんと吉野さんと言う歌手の書いた本が有名なんですが、入手しずらそうです。

 


ボサノヴァハンドブック 1 -すぐに使える91曲-

 


ボサノヴァハンドブック 2 -すぐに使える91曲

 

まあ、カタカナなんてのは参考でCDに合わせて何十回も練習すればと思ってたんですが、甘かったようです。

日本語に近いなんて聞いたんですが、発音は微妙なところが難しいだけではなく日本語にも英語にも無い発音方法が・・・正式な訓練を受けないと無理系です。

 

 

どうせ日本人のポルトガル語だし注意されたらその時直せばいい、というポジティブな考えが持てればいいですね。

 

この高橋信博さんの教本ですが、歌わないとあんまりおもしろく無いです。

歌手がいるならデュオで相当やり込めます。

 

参考音源

 ジョアンジルベルトベスト盤  初心者向け


ジョアン・ジルベルトの伝説

 

娘とのデュオも楽しいライブ盤 


ジョアン・ジルベルト・ライヴ!

 

ジョアンの初期3枚を網羅したボサノバの基本と言うべき必携版 

 


ジョアン・ジルベルトの伝説

 

 

ジョアンを始めとしたブラジル人のコードフォームを徹底的に研究した労作なので、ボサノヴァ専門家以外の人にも勧めたいんですが、どうやって手に入れるのかはちょっと分かりません。

せどりが出品した物よりは本人から直接買いたいですよね。

 

 

元が高い本なので、せどりも値段設定には悩んでるようですがw

 

この本をやってみると、ジョアンの奏法がジャズを消化したうえで、非常に完成度の高い弾き語りの奏法であることが分かります。

 

普通のジャズギタリストがコードだけ見てボサノヴァやってるのとは次元が違います。

ダイヤグラムの時点でサンバスイングしてるんですよ。

美しい譜面は多々あれど、美しいダイヤグラムはこれでしか見たことがありません。

 

徹底的な練習の上で作り出された、「これしかない!」というコードフォームの選定は他のジャンルでは見当たりませんね。

 

美しいフォームに美しいリズム(自分がそうなってるのかは定かではないが)で夢中になって取り組めますが、ここで断言しておきます。

 

必ず自分で歌うようになるでしょう。

 

それを狙って周到に作られたプログラムのような感じです。

 

ギター専門の人こそ不思議な体験ができる本です。

 

手に入らないのかな?

 

鳩山薫さんの本でも同様です。(こっちは手に入りそう)

 

 

ギタリストなら一度は挑戦してほしい。ジョアンの魔法のコードでした。

 

追記

せどりの悪口のようになってしまいましたが、地方の人では絶対に手に入らない本をどこからか探してきて、アマゾンに出してくれるせどりも社会に必要な職業なのかもしれません。

値段は限りなくブラックですが。

 

思ったより安かった。急いだほうがいいかも。